顎関節症

あなたもなっている? 顎関節症

顎関節症

あなたは普段、口を開けにくいと感じたことはありませんか? 口を大きく開こうとして耳の周辺から音が鳴ったことはありませんか?その症状はもしかしたら「顎関節症(がくかんせつしょう)」かもしれません。

デンタルクリニック アクアでは顎関節を詳細に分析します。いろいろな情報を総合的に判断し、その方にあった治療法を選択します。

顎関節症ってなに?

口を咬み合わせたときに、咬んだ位置とアゴの位置がずれることで起きる病気のこと。さまざまな症状があり、5段階に分類されています。

咬み合わせの異常
(咬合異常)
咬み合わせたときに顎の関節がずれる(口は4cm以上開けられる)
咬合異常が及ぼす顎関節症 顎関節周辺に痛みが続く、上奥歯の歯肉の痛み、首の痛み、片頭痛、頭重感、口を1cmから3.6cmしか開けられない、口の開閉時に顎関節で音がする、一瞬間を開けないと口を開けられない
また、以前に顎関節周辺に痛みがあった、口が開けられない時期があった
更年期障害様症状 血液検査などでは異常が見られないが、頭・首・手指など身体に異常がある、更年期障害と診断された
不定愁訴 神経系の痛みなどの異常
全身随伴症状 口を3.6cm以上開けられない、顎関節周辺の痛みやこり、片頭痛、肩こり、首の痛み、腰痛、手指のしびれ、耳鳴り、めまい、抑うつなど
あなたにはこんな症状はありませんか?
  • 顎関節部(耳の周辺)に痛みがあり、口が4cm以上開けられない
    (重症になると、1cm程度しか開かなくなることがあります)
  • 口を開けると左右のどちらかに傾く
  • 口を開けたり閉じたりするときにコキッと音が鳴る(クリック音)
  • 一瞬間をおかないと口が開けられない

その他にも…
片頭痛、耳鳴り、肩こり、首の痛みやこり、めまい、頭重感、手指のしびれ、腰痛、力が入らない、全身倦怠感 など

咬み合わせと全身の恐ろしい関係

咬み合せ

食べものを咬むことを「咀嚼(そしゃく)」といいます。顎関節と咬み合わせが正しく合っている状態では、食べもの1口につき20回以上の咀嚼があります。十分な咀嚼によって唾液がきちんと分泌され、消化を助けるのです。しかし顎関節と咬み合わせがずれている状態では、きちんとした咀嚼ができず唾液も分泌されにくくなってしまいます。唾液が不足して消化がされにくくなると消化器官に負担がかかり、胃もたれや胸焼けなどが起こってしまうのです。

この「顎関節と咬み合わせのずれ」によって全身に起こる症状は実にたくさん。神経と筋肉に加わる力のバランスが狂ってしまうことから、自律神経とホルモンバランスの失調、筋肉の硬直、血圧の変動、リンパの滞留、そしてさまざまな症状からくる精神的な不安などが発生します。

治療法は?

顎関節症の歯科治療の基本としては、顎関節と咬み合わせを合わせることです。顎関節症の治療法は症状によってさまざまですが、「スプリント療法」「補綴処置」「矯正治療」「外科処置」などを患者さんに合わせて組み合わせて行います。

顎関節症・咬み合わせによって全身に症状が出ているときは、スプリント療法を行う場合もあります。 しかし、症例によってはスプリント療法を長期に使用することで、顎関節症を悪化させる場合もあります。したがってスプリント療法は慎重に行う必要があります。

顎関節症の方や頭痛、肩こりといった筋肉症状のある方は、少しずつ歯を動かして体のバランスを改善していく矯正治療がとても有効な手段になる場合が多く見られます。